子供と接すると荒んだ心が清められる
ウチのまだ小さな息子はやっと2歳になり、
ようやく単語が出てくるようになりました。
そんな息子は自分の思っていることを言葉が少ないなりに一生懸命にうったえます。
でも、なかなかこちらもそのうったえがよくわからなく、
いろいろと聞き返したりします。
それでも理解できず、そのうちに息子はジダンダをふんで怒り出します。
でも、その息子が言葉がないなりにも自分の要求を聞いてもらおうという一生懸命さに、とても心を打たれます。
そしてこちらもそれに応えようと一生懸命に聞きます。
これが大人になると、聞いてもらえなければ別にいいやと、投げ出してしまいます。
子供の純粋な心、こうやって一つ一つ成長していくんですね。
そして、そんな子供のうったえを一生懸命に聞く私たちも、その心を忘れがちであることに気づかされます。
皆それぞれが自分自分と、自我の主張ばかりで、誰の言葉にも耳を傾けない世の中。
人の言うことに耳を傾けるという思いやりの心。
小さな出来事ではありますが、
忘れかけていた大事なことを、息子は思い出させてくれました。