DVDオーサリングソフトをいろいろ試す
EncoreでのDVDメニュー作成から書き出しまでを行うと何かと不具合が発生します。
特に「DVD-R DL」使用時のレイヤーブレイクポイントが設定とは違うところになってしまったりという不具合が発生します。
こんなことが多々あると無駄にメディアを消費していきますのでコストが大きくかかってしまいます。
メニューを細かく作成できるオーサリングソフトは何かないものかとネットで探しておりましたらこんなのが候補に挙がりました。
「TMPGEnc Authoring Works 5」
「DVDAuthorGUI」
「DVDStyler」
これ全てを同じように試用して書き出してみましたけども、どれも不具合が発生しました。
不具合の程度はそれぞれですが、どれも使い物にならないものです。
やはりフリーのオーサリングソフトではダメでしたね。
ここで一つ考えが出てきまして、
「DVDメニューの作成のみにおいては自由度の高いEncoreを使用し、書き出しにはそれ専用のソフトを使う」ということです。
ネこれまたネットで調べると「ImgBurn」が良さそうだという結論にたどり着きまして早速使ってみました。
見事成功です。
まずはEncoreでいつものように構成(メニュー作成からチャプター打ちまで)をして、ここでの書き出しを「DVDファイル」とします。
これで「VIDEO_TS」というフォルダーに映像と情報ファイルが出来上がります。
これを「ImgBurn」でDVDに書き出すという流れですね。
「ImgBurn」の設定方法はこちらのサイトを参考にしました。
どうも「ImgBurn」は「DVD-R DL」との相性がよくないみたいで、「DVD+R DL」を使ったほうが良いとのことです。
「DVD+R DL」は必ずROM化をしないとプレイヤーで読み込めないことがあります。
「ImgBurn」にはドライブごとのROM化設定が出来ますが、ウチのパイオニア製は項目にありませんでした。
しかし、設定しないでそのまま書き出してみましたがちゃっかりROM化されておりましたよ。
「DVD Identifier」というメディアの情報を調べることが出来るフリーソフトでチェックしてみると、
ちゃんと「DVD-ROM」となってますね。これで安心です。
ちなみに「ImgBurn」で「DVD-R DL」も問題なく書き出すことが出来ましたがどうなんでしょうね。
プレイヤーの相性としては「DVD-R DL」よりも、ROM化された「DVD+R DL」のほうが良いのでしょうか。
これまた要調査ですわ。